訪問リハビリ開始当初は家の中も車椅子で移動し、外へは複数人の介助ででかけていました。家の中での歩行練習、階段の上り下り、屋外での歩行練習などを行い、ご家族の介助だけで、階段の上り下りが出来るようになりました。数年ぶりに狭山湖に桜を見に行けたと嬉しそうに報告して下さいました。
訪問リハビリ開始当初はボソボソとした話し方でしたが、呼吸や発声の練習を行いました。自主トレーニングも頻回に行い、以前から通っていたカラオケ教室で「声が大きくなった」と、褒められたと教えて下さいました。
認知症で寝てばかりいましたが、生活リズムを取り戻すために訪問リハビリを始めました。ご家族と一緒に食事や水分補給を行いながら、リハビリでは運動や屋外歩行を少しずつ行いました。当初はリハビリに伺っても寝ていましたが、現在では生活リズムも整い、リハビリの時間に合わせて準備を済ませ起きて待っていてくださるようになりました。